これでユヴェントスを追い抜ける!? ”コンテ・インテル”が予想以上に強そう

スクデット奪還目指すインテル photo/Getty Images

予想スタメンは攻守両面で豪華

徐々にアントニオ・コンテが指揮するインテルの姿が見えてきた。1年目からチームが機能するかは分からないが、予想スタメンの顔ぶれはなかなかに豪華だ。これなら王者ユヴェントスにも喰らいつけるかもしれない。

英『GIVE ME SPORT』が新スタメン予想を展開しているが、まずシステムは[3-4-2-1]だ。このシステムはコンテお得意のものだが、ちゃんとそれに合うように今夏の補強は進んでいるように見える。攻守両面において隙のないチームが完成しつつあるのだ。

GKはサミール・ハンダノビッチで変わりないが、3バックにはミラン・シュクリニアル、ステファン・デ・フライ、そして新加入のディエゴ・ゴディンが入る。同メディアはこのトリオを欧州で最も手強い3バックと評している。経験、実力ともに申し分なく、この3人を崩すのは容易ではない。
ウイングバックのチョイスも面白い。右はダニーロ・ダンブロージオが入っているものの、ヘルタ・ベルリンからスピードのあるヴァレンティーノ・ラザロも獲得している。こちらも準備は万端だ。

一方の左ウイングバックには、イヴァン・ペリシッチが入っている。コンテはペリシッチをウイングバックでテストする考えがあるようで、これがフィットすれば超攻撃的なウイングバックとなる。ペリシッチはクロスの精度も高く、面白いオプションとなるはずだ。また、左にはクワドゥオ・アサモアもいる。

中盤ではマティアス・ベシーノ、マルセロ・ブロゾビッチがコンビを組む。この2人もセリエA屈指のコンビと同メディアは称えている。またカリアリMFニコロ・バレッラの獲得にも近づいており、こちらも準備は進んでいる。

前線では右ワイドの位置から個で仕掛けられるマッテオ・ポリターノ、コパ・アメリカでも活躍したアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスの2人がシャドーの位置に入る。そして最前線にはマンチェスター・ユナイテッドからの引き抜きを狙うロメル・ルカクだ。

ルカクはまだ確定していないが、欠けているピースはここだけと言っていい。この取引さえ完了すればコンテが理想とするイレブンが形となる。攻守ともに実力者が揃っているように見えるが、このイレブンなら優勝争いに絡めるか。

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