2、3年後の大ブレイクに期待
アリエン・ロッベン、フランク・リベリの後継者探しも大切だが、バイエルンが今後直面するであろう問題がロベルト・レヴァンドフスキの後継者探しだ。鉄人レヴァンドフスキは怪我も少なく、2014年に加入して以降フル稼働を続けてきた。あれから5年経ったが、レヴァンドフスキの存在感は大きくなるばかりだ。
レヴァンドフスキも30歳を迎え、クラブとしてはそろそろ後継者を見つけておきたい。まだまだ時間はかかるだろうが、今年2月に獲得合意を取りつけたのが19歳のFWヤン・フィーテ・アルプだ。
ハンブルガーSVの下部組織出身選手のアルプは、ドイツの世代別代表でも得点を量産してきた注目の若手ストライカーだ。ハンブルガーSVは2部で戦っているが、昨季はアルプもトップチームで出番を得ていた。今後はバイエルンでレヴァンドフスキの後継者として技を磨いていくことになる。
独『Bild』によると、アルプもレヴァンドフスキほど良い手本はいないと大先輩をリスペクトしている。
「バイエルンはレヴァンドフスキという最高のストライカーの1人を抱えている。彼は完璧な選手だよ。僕は彼をたっぷりと見れるし、彼の技術を自分のものとしたい。彼は僕にとってパーフェクトな選手だよ。彼から学びたい」
2、3年後にレヴァンドフスキからポジションを奪うような存在となれば頼もしいが、アルプは大先輩から学んで偉大なストライカーへ成長できるだろうか。