招待国として参戦した今回のコパ・アメリカ2019では、レアル・マドリード行きを決めたMF久保建英のプレイに大きな注目が集まった。久保はドリブル、ラストパスと高いクオリティを見せ、レアルが獲得に動いた理由を納得させるだけのパフォーマンスだったと言える。
しかし、「日本のフットボールにおいてレアルの新入りとなった久保だけがトップクラスのタレントではない」と伝えたのは英『HITC』だ。同メディアが絶賛したのは、現在カタールのアル・ドゥハイルに所属するFW中島翔哉だ。
中島もコパ・アメリカで自慢のドリブルを披露し、グループステージ最終戦のエクアドル戦では貴重なゴールも奪ってみせた。そのトリッキーなプレイを同メディアも称賛しており、プレミアリーグのクラブが中島獲得を実現できなかったのは大きな失態だと取り上げている。
中島は最終的にカタール行きを選ぶ格好となったが、一時はプレミアリーグのウォルバーハンプトンやサウサンプトン行きが報じられていた。これを何としてでも成立させるべきだったと同メディアは主張しているのだ。
「2ヶ月ほどの期間があったが、サウサンプトンとウルブズは中島をイングランドに連れてくるゴールデンチャンスを棒に振ってしまった」と伝えており、中島の能力がプレミアリーグでも通用するものだと確信しているのだろう。
また、コパ・アメリカで中島のプレイを見た世界のサッカーファンからも欧州へ向かった方がいいのではないかとの意見が挙がっている。
「中島は手遅れになる前に欧州へ行く必要がある」
「ショウヤは優れたプレイメイカーで、大きな未来がある」
中島は2022カタールワールドカップを目指す日本代表のエース候補だ。これからの3年間でさらなる成長が求められており、よりハイレベルな環境に身を置く方がいいだろう。久保と同じく、世界は欧州トップクラブで中島が躍動する時を待っている。
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