コパ・アメリカ9日目を迎えた23日、グループA最終節の2試合が行われた。
ここまでやや鈍い戦いが続いていた開催国ブラジルだが、最終節のペルー戦では攻撃陣が爆発。積極的に前へ出てきたペルーを相手に、12分にカゼミロ、19分にフィルミーノが得点を決めて早々に2点をリード。
その後もエベルトン、ダニエウ・アウベス、途中出場のウィリアンが圧巻のゴールを炸裂させ、終わってみれば5-0の大勝。サポーターも文句のつけようがない圧巻のパフォーマンスだった。開催国として無事に首位通過を決め、優勝へまっしぐらだ。
一方のベネズエラVSボリビアの一戦は、ベネズエラが前半2分にいきなりマチスのヘディングゴールで先制に成功する。ここまでベネズエラはペルー、ブラジルの両方とスコアレスで引き分けており、攻撃陣は守備的な戦いに我慢を強いられていた。それが最終戦のボリビア戦で爆発した格好だ。
後半にもマチス、さらにはMLSを代表する点取り屋であるホセフ・マルティネスが左サイドからのクロスに頭で合わせて得点を追加。3-1でボリビアを撃破し、1勝2分でグループ2位に滑り込んだ。難敵のペルー、ブラジル相手に守って勝ち点1を稼ぎ、グループ最弱と言えるボリビアから確実に勝ち点3を稼ぐ。ブラジル相手に勝利をもぎ取りにいったペルーに対し、ベネズエラの戦略は現実的だった。それが見事に当たり、グループステージ通過を決めている。
[ブラジル×ペルー ハイライト動画]
[ベネズエラ×ボリビア ハイライト動画]
【グループA 順位表】
1位:ブラジル 2勝0敗1分け(勝ち点:7 得点:8 失点:0 得失点差:+8)
2位:ベネズエラ 1勝0敗2分け(勝ち点:5 得点:3 失点:1 得失点差:+2)
3位:ペルー 1勝1敗1分け(勝ち点:4 得点:3 失点:6 得失点差:-3)
4位:ボリビア 0勝3敗0分け(勝ち点:0 得点:2 失点:9 得失点差:-7)
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