[日本代表]令和初得点は“スピードスター”永井 代表デビューの久保も存在感

2ゴールの活躍で勝利に貢献した永井 photo/Getty Images

令和初勝利をゲット

日本代表は9日、『キリンチャレンジカップ2019』でエルサルバドル代表と対戦した。

森保一監督は今回も、トリニダード・トバゴ代表戦で披露した新システム[3-4-2-1]を採用した。守備陣に変更はなかったが、ボランチは橋本拳人と小林祐希、ウイングバックは原口元気と伊東純也が先発。そしてシャドーには中島翔哉に代えて南野拓実、ワントップには大迫勇也に代えて永井謙佑を起用している。

前線から積極的にプレシャーをかけ、序盤からチャンスを作る日本。先制に成功したのは19分だった。冨安健洋の1本の縦パスから特徴のスピードを活かし、相手DFの裏へ抜け出した永井。鋭い切り返しで相手選手2人を置き去りにし、中央へ切り込むと、左足を振り抜きゴールネットを揺らした。なお、永井にとってこのゴールが記念すべきA代表初ゴールとなっている。これで勢いに乗った永井はさらに41分、左サイドの深い位置へ走り込んだ原口の折り返しをダイレクトで合わせ、この日2点目のゴールを決めている。
前半を2点リードして折り返した日本だが、後半はエルサルバドルが積極的に攻撃を仕掛けるようになり、我慢する時間帯が続く。加えて、好調な永井が肩を負傷し、交代を余儀なくされるアクシデントも襲い、なかなか3点目を奪うことができない。すると、森保監督は59分にフォーメーションを[3-4-2-1]からこれまでの[4-2-3-1]へ変更した。そして67分には、A代表デビューが期待された久保建英をついにピッチへ送り出したのだ。終盤には、交代で入ったその久保がドリブルで中央へ切り込み、惜しいシュートを放つなど存在感を発揮する場面もあったが、後半はゴールを奪うことができず。2-0のまま試合終了のホイッスルを迎えている。

[スコア]
日本代表 2-0 エルサルバドル代表

[得点者]
日本代表:永井(19、41)

[スターティングメンバー]
日本代表:シュミット、畠中(→山中 59)、昌子、冨安、橋下、小林(→柴崎 80)、原口(→中島 67)、伊東(→室屋 59)、南野(→久保 67)、堂安、永井(→大迫勇 59)

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