衰え知らずのロナウド、34歳になってもベストを維持できる理由とは?

34歳になっても世界最高峰を走り続けるロナウド photo/Getty Images

いつまで進化し続けるのか

なぜユヴェントスに所属するポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは、34歳になった今もなお世界最高峰のプレイを披露し続けることができるのか。同選手が常に最高のパフォーマンスを発揮できる理由について語った。

ロナウドは昨夏の移籍市場で、レアル・マドリードからユヴェントスへ移籍。今季は自身初のイタリア挑戦となったが、加入初年度から公式戦43試合に出場し、驚異のパフォーマンスを披露した。セリエAでは21ゴールの活躍を見せ、前人未到のセリエA8連覇に貢献。チャンピオンズリーグでは、クラブの悲願である欧州制覇へ導くことはできなかったが、ラウンド16でアトレティコ・マドリードを相手に2ndレグでハットトリックを達成し、大逆転劇を披露していた。

そんなロナウドは、先日行われたUEFAネイションズリーグ・準決勝のスイス代表戦でもポルトガル代表のスタメンに抜擢。この一戦でも圧巻のハットトリックを成し遂げ、初代王者の称号獲得へ向けて、ポルトガル代表を決勝の舞台へと導いている。そして、オランダ代表との決勝を前に、UEFA公式サイトのインタビューに応じた。
まず代表に選ばれることについて「僕にとって、いつだって代表チームに戻ってこられることは光栄なことだ。僕の国だし、このユニフォームを着られることは名誉なことだよ」と述べたロナウド。決勝で相見えるオランダについて「オランダは優れたチームだ。彼らはかなり素晴らしいプレイを披露していると思うよ。僕はここ数試合、そういった試合を見てきたし、彼らは偉大な選手がいて優れたチームとなっている。若い選手と経験豊富な選手がいるし、さらに強くなるんじゃないかな。困難な相手になることはわかっているが、それはポルトガルにもオランダにも言えることだ」と話した。

そして、この年齢になっても常にベストを維持している秘訣について聞かれると「それは準備すること。これは僕の仕事に対する倫理だ。34歳になったけど、まだ良い感じだよ。最も重要なのは頭の中になる。モチベーションと幸せを感じること、選手とし自分の道を歩み続けることが大事かな。僕はまだ与えるものがたくさんあると思うし、とてもいい気分さ」と答えている。衰え知らずのロナウドの今後の活躍にも注目だ。

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