サラーでもマネでもない! クロップが挙げる“リヴァプールを救った男”とは

アリソンを絶賛したクロップ photo/Getty Images

流れが変わりかけた10分間

現地時間14日に行われたプレミアリーグ第34節、リヴァプールはホーム・アンフィールドでチェルシーと対戦した。前半は両者譲らずスコアレスのまま試合を折り返したが、後半にFWサディオ・マネとFWモハメド・サラーのゴールでリードを奪ったリヴァプールがそのまま逃げ切り2-0で勝利。優勝を争うマンチェスター・シティの試合消化が1つ少ないため暫定的ではあるが、リヴァプールは首位の座をキープすることとなった。

この試合、ペナルティエリア外からのミドルシュートでスーパーゴールを奪ったサラーに注目が集まりがちだが、英『Daily Mirror』によると指揮官であるユルゲン・クロップは違った観点からある1人の選手を“リヴァプールを救った男”として称賛している。

「チェルシーがシステムを変更してチャンスを得た10分間、アリソンがリヴァプールの命を救った。それ以外の80分間はぼくらがゲームを支配したね、最高といえるよ。でもその10分間で1つのポストを叩いたシュートとアリソンの2つセーブがあった。チェルシーは完全に流れを変えることができたと思わないかい? でも、我々は再びゲームをコントロールした。アリソンのパフォーマンスは良い雰囲気と非常に重要な結果をもたらした素晴らしいものだったよ」
リヴァプールは2-0とした後の58分と59分、立て続けに決定機を作られるシーンが見受けられた。たしかに、これらのチャンスをチェルシーにモノにされていたとすれば試合の行方は分からなくなっていたかもしれない。それだけに、指揮官は守護神に対する賛辞を惜しみたくはなかったのだろう。

影のファインプレイもあり、アリソンはこれで今季リーグ戦18回目となるクリーンシートを達成。印象に残るゴールが生まれた試合となったが、リヴァプールには最強の盾も存在していることを忘れてはいけない。

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