VARを使うも「明白な審判のミス」 ミランSD、ユーヴェ戦の主審に怒り

ミランのSDを務めるレオナルド氏 photo/Getty Images

「あれは明らかにPKだった」

ACミランのスポーツディレクターを務めるレオナルド氏が、レフェリーの判定を巡って、怒りをあらわにしている。

6日に行われたセリエA第31節で、絶対王者ユヴェントスとアウェイで対戦したミラン。39分に好調なFWクシシュトフ・ピョンテクのゴールで先制するも、後半に2点を奪い返され、ユヴェントスに1-2で逆転負けを喫した。ただ、この結果に納得できないのがミラン陣営だ。スコアレスで迎えた34分、右サイドの深い位置まで侵入したハカン・チャルハノールが中央へクロスを入れた際、ペナルティエリア内でスライディングをして阻止しようとしたユヴェントスDFアレックス・サンドロの腕にボールが当たる。この一連のプレイにはVARが使用され、主審を務めたマイケル・ファブッリ氏はモニターをチェックしに行くも、最終的にノーファウルの判定を下したのだ。

試合後、伊『sky sport』のインタビューに応じたレオナルド氏がこの件について言及。「私が見るに、あれは明らかにPKだった。我々はとても失望したよ。チームにとっては、勇気や自信を得るための試合だったからね。非常に明白な審判のミスと不可解な行動により、手ぶらで帰ることになってしまった。非常に残念だ」と述べている。
ミランは不運な判定により、勝ち点を取りこぼすこととなってしまった。確かにA・サンドロの手には当たっていたため、審判によってはPKを与えていたかもしれない。判定基準やVARについては、これまでも様々な議論がなされてきたが、早急にルールを明確化する必要があるだろう。

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