ファン・ダイク、10年前に“生命の危機”に瀕していた!

闘病生活を振り返ったファン・ダイク photo/Getty Images

「サッカーが何の意味もなさなくなった」

リヴァプールやオランダ代表の主力として活躍中のDFフィルジル・ファン・ダイク(27歳)が、10代の頃に送った闘病生活について語った。

同選手はフローニンヘンに在籍していた10年前(当時17歳)のトレーニング中に腹痛を訴え、チームドクターによるメディカルチェックを受診。その後48時間にわたり体調が悪化したものの、同選手はトレーニングからの離脱を頑なに拒み続けた。これを見かねたチームメイトが同選手を車で病院まで送り、改めて医師の診察を受けさせたものの、同選手の体に異常なしとの診断が下された。

その医師から痛み止めを処方され、回復にむかうと思われていた同選手だが、容態が急変。母ルビーさんがお見舞いのために同選手のアパートを訪れたところ、そこには腹を抱えて苦しむ息子の姿があった。救急車で病院に運ばれた同選手は虫垂破裂と診断され緊急手術を受けたものの、腹膜炎や尿毒症などの合併症に見舞われ、集中治療室でその後の数日間を過ごした。当時を振り返った同選手のコメントを、英『Mirror』が伝えている。

「死が目前に迫っていたし、恐ろしい経験だったよ。僕の人生で初めてサッカーが何の意味もなさなくなった時だった。(生命の危機に直面した自分にとってサッカーは)全く重要なものではなかったよ。とにかく生き延びることだけがすべてだったんだ。母も僕も神に祈っていたけれど、万が一のことも話し合った。遺書にもサインしたよ。もし自分が死んだら、僕のお金の一部が母にいくようにしたんだ。誰もこの問題について話したいと思っていなかったけれど、きちんとしておく必要があった。現に死ぬ可能性があったからね。ベッドで横になっていたのを覚えているよ。自分の目に映っていたのは、体につながれたチューブとワイヤーだけだった。体が壊れていて何もすることができなかった。最悪のことばかりが頭に浮かんでいたよ」

生命の危機を乗り越え、今やワールドクラスのDFとして名を馳せているファン・ダイク。今季はプレミアリーグとUEFAチャンピオンズリーグの“2冠達成”の可能性を残しているが、今後も気迫溢れるプレイでリヴァプールを牽引できるだろうか。

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