プリシッチは彼より上の選手か? ELで得点重ねる18歳の”ワンダーボーイ”

チェルシーのハドソン・オドイ photo/Getty Images

トップレベルでも通用すると証明

7日に行われたヨーロッパリーグ決勝トーナメント1回戦1stレグ、チェルシーVSディナモ・キエフの一戦で後半アディショナルタイムにダメ押し点を決めたのは18歳FWカラム・ハドソン・オドイだった。

ハドソン・オドイはその能力が非常に高く評価されており、バイエルンが熱視線を送っていた選手だ。ただしチェルシーでは出場機会が保証されていない状態が続いており、ハドソン・オドイも現状に満足してはいないだろう。

現在のチームではエデン・アザールが左サイドを支配しており、逆のサイドにはウィリアンにペドロ・ロドリゲスもいる。しかも来季からはドルトムントMFクリスティアン・プリシッチが合流することになっており、アザールに動きがない場合はポジション争いが一層激しくなる。
ハドソン・オドイの今後が気になるところだが、元マンチェスター・ユナイテッドMFオーウェン・ハーグリーブス氏はプリシッチがハドソン・オドイより上との評価には納得していない。ハドソン・オドイのプレイに惚れ惚れしているのだ。

「彼のことが好きだよ。彼は18歳だが、プレイするたびにインパクトを残している。ただ、チェルシーはプリシッチに5000万、6000万ポンドという金額を費やした。彼がハドソン・オドイより優れているということはない。決してないよ」

英『BT Sport』によると、同氏はこのようにコメントしている。ハドソン・オドイは今回のゴールがヨーロッパリーグ3点目で、ベスト32の2ndレグでもマルメ相手に得点を記録している。スタメンが与えられても不思議はないが、チェルシーではまだポジションを確保するのは難しいのか。ハーグリーブス氏は1年間レンタルに出て成長する案もあると考えているようだが、チェルシーがこのワンダーボーイをどう育てるのか楽しみだ。

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