武藤嘉紀、試合に出られない現在の心境を吐露 「タフな状況が続いている」

ニューカッスルで出番に恵まれない武藤 photo/Getty Images

アジアカップ以降の出場は0

日本代表FW武藤嘉紀が苦境に立たされている。武藤は今季ブンデスリーガのマインツからプレミアリーグのニューカッスル・ユナイテッドに移籍した。しかし、イングランドでの日々は困難を極めているようだ。

武藤は開幕してしばらくは途中出場の日々が続いたが、第8節のマンチェスター・ユナイテッド戦に初先発すると、前半10分に今季初ゴールを挙げる。その試合から5試合連続で先発出場を続け、スタメンに定着しかけていたが第11節ワトフォード戦にて左ふくらはぎを負傷。第21節のリヴァプール戦で復帰し定位置奪回を図るも、アジア杯による離脱で再度その機会を失った。

英『Chronicle Live』のインタビューに応じた武藤は「タフな状況が続いています。ウェストハム戦には出られると思ったんですが駄目でしたね。怪我のせいでプレイするチャンスを失いました。でも、前向きであり続けることが重要だと思います。忍耐が必要なんです。僕はアジア杯後にポジションを奪う自信がありました。しかし状況は悪化していて、僕がいない間に思っていたよりもチーム状態が上がっていたんです」と自分の置かれている状況について語った。
彼がアジア杯でチームを離れている間、ニューカッスルは昨季の王者であるマンチェスター・シティに勝利を収めた。実は今季ニューカッスルが勝利した8試合のうち、武藤が出場したのは1試合のみだ。すべて武藤のせいではないが、チームや監督がいいイメージを持つことができた試合に出場していないというのは、他の選手に比べて大きなハンデを背負っていると言っていいだろう。厳しい状況が続く武藤だが、この現状を打破することはできるのだろうか。

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