セリエAに来てC・ロナウドは変わった 「何度も低い位置で引き出し……」

ユヴェントスで活躍するC・ロナウド photo/Getty Images

ユーヴェで得点量産する術を見つける

ユヴェントスに移籍してからもクリスティアーノ・ロナウドは得点を量産しているが、称賛されるべきはゴール前の動きだけではない。レアル・マドリードと環境が異なることも関係しているだろうが、ユヴェントス加入後のロナウドは頻繁に中盤へ顔を出してボールを引き出している。

自身もビルドアップに加わって攻撃のリズムを作り、そして最後の場面ではゴール前に顔を出してゴールネットを揺らす。非常にタッチ数の少ないシンプルなプレイが多いが、これこそ点取り屋として完成されたロナウドの姿なのだろう。伊『Calciomercato』によると、長年ユヴェントスを支え、現在ロシアのゼニトでプレイするクラウディオ・マルキジオもロナウドの変化を感じている。

「ロナウドはイタリアでプレイスタイルを変えているね。何度も低い位置でボールを引き出し、常に組み立ての一部になっている。そして常にゴールやアシストに絡んでいく。ユヴェントスにとって非常に重要なことだよ」
ユヴェントスは7日にインテルと対戦するが、インテルではマウロ・イカルディが絶対的エースとなっている。マルキジオはイカルディの場合はゲームから消えていても一瞬でゴールに絡むタイプと表現しており、現在のロナウドとは少々異なる。ただし、どちらも少しの隙さえあればネットを揺らす点取り屋なのは同じだ。得点レースではロナウドがリードしているが、この2人こそ現セリエA最強ストライカーと言っていいだろう。

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