UEFA、“今季CL”でのVAR導入を発表 どのラウンドから採用? 

欧州の各リーグで導入されているVAR photo/Getty Images

疑惑の判定が相次ぎ、決断

欧州サッカー連盟(UEFA)は現地時間3日、ビデオアシスタントレフェリー制度(VAR)を今季のチャンピオンズリーグ・ラウンド16より導入することを公式ホームページ上で発表した。

2019-2020シーズンより同大会で導入されるはずだったVARだが、今季の同大会で“疑惑の判定”が相次いだことを受け、UEFAの執行委員会が緊急会合を実施。導入時期の前倒しを決断した。英『sky SPORTS』などが事のしだいを伝えている。

先月7日に行われた同大会グループステージ第4節(マンチェスター・シティ対シャフタール・ドネツク)では、誰とも接触していないFWラヒーム・スターリングが敵陣ペナルティエリア内で突如転倒したものの、まさかのPK判定に。また、同節のプルゼニ対レアル・マドリードではDFセルヒオ・ラモス(レアル)の肘が相手のFWミラン・ハベルの顔面に接触。ラモスにカードが提示されてもおかしくない場面であったが、ノーファウルと判定されている。選手の技術やプレイスピードが格段に向上した現代サッカーにおいて、審判が肉眼のみで正確な判定を下すことは、もはや不可能なのかもしれない。

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