アルゼンチン代表最初の目標はベスト4! フランス、スペインと当たるかもしれない道のりは?

アルゼンチンはどこまでいけるか photo/Getty Images

ひとまずベスト4を目標に

南米予選では大苦戦したものの、当然アルゼンチン代表はロシアワールドカップで上位進出を目指している。アルゼンチン『Tyc Sports』によると、アルゼンチンサッカー協会のクラウディオ・タピア会長は「ベスト4がポジティブな目標だ」とコメント。ひとまず4強がターゲットの1つとなっているようだ。

では、ベスト4までの道のりはどのようになっているのか。アルゼンチンはグループDに入っており、アイスランド代表、クロアチア代表、ナイジェリア代表と同組だ。このグループはかなり厄介だ。まず初戦のアイスランドはEURO2016で番狂わせを演じたチームで、抜群の組織力を誇る。選手全員がハードワークでき、そう簡単には崩せないだろう。

クロアチアもルカ・モドリッチ、イヴァン・ラキティッチを筆頭に欧州で活躍するタレントを抱える。ナイジェリアは若手主体のチームだが、国内ではベスト8入りを狙えると言われるほど評価が高い。何よりアルゼンチンは昨年11月の親善試合でナイジェリアに2-4で敗れている。
グループ突破も簡単ではないが、ひとまずアルゼンチンが1位で通過したと予想しよう。すると、ベスト16ではお隣のグループCを2位で通過したチームとの対戦だ。C組はフランス代表の1位通過が濃厚なため、当たるとすればオーストラリア代表、ペルー代表、デンマーク代表のいずれかだ。南米予選で2度引き分けているペルーは不気味だが、戦力的にはアルゼンチンの方が3チームより上だ。

そしてベスト8ではグループBを1位で通過してきたチームとの対戦が濃厚だ。スペイン代表かポルトガル代表のどちらかの可能性が高い。ベスト4行きへ大きな障害となりそうだ。

仮にアルゼンチンが2位で通過した場合は、ベスト16でフランスと当たる可能性が高い。そうなるといきなり大一番だ。ベスト4入りへ簡単な道ではないが、前回大会ファイナリストの意地を見せられるか。

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