ドルトムントを復活させられるのは30歳の青年監督だ! 独メディアがカリスマ指揮官を猛プッシュ

ホッフェンハイムを指揮するナーゲルスマン photo/Getty Images

続きを見る

シュテーガーに代わる指揮官が必要

来季誰がバイエルンを指揮することになるのか。この話題は今季ずっと続いていたもので、最終的には現フランクフルト指揮官ニコ・コバチで収まった。しかしコバチと同じ候補者として、現ホッフェンハイム指揮官ユリアン・ナーゲルスマンの名前も挙がっていた。

今季も優勝争いから早々に脱落したドルトムントはナーゲルスマン招聘に動くべきだと主張するのは独『DW』だ。ピーター・ボス体制でスタートした今季のドルトムントだが、昨年12月に解任。そこからはペーター・シュテーガーが指揮を執ってきた。しかし、シュテーガーもドルトムントを再び優勝争いに絡ませるには力不足だ。より優れた指揮官が必要なのは間違いない。

そこで同メディアが強烈にプッシュしているのが30歳の青年監督ナーゲルスマンだ。ホッフェンハイムは昨季勝ち点62を稼いで4位に入り、チャンピオンズリーグ出場権を手にした。今季も現時点で4位には入っているが、勝ち点は52。最終節に勝利したとしても、昨季より獲得した勝ち点数は少ないことになる。
しかし、ホッフェンハイムは昨夏主力をバイエルンに奪われたことを忘れてはならない。DFニクラス・ズーレ、MFセバスティアン・ルディ、さらに冬にはFWサンドロ・ヴァーグナーと各ポジションの柱だった選手を次々と引き抜かれたのだ。それでもチームを欧州カップ戦出場権争いに導いているのだから、ナーゲルスマンの手腕は見事だ。

また、ホッフェンハイムで若手を育てていることも特徴的だ。21歳のMFナディム・アミリ、22歳のMFフロリアン・グリリッチュ、FWセルジュ・ニャブリなど、若手を着実に伸ばしている。ドルトムントにもクリスティアン・プリシッチやジェイドン・サンチョなど将来性ある若手が多く所属しており、ナーゲルスマンの下でさらなる成長が期待できる。

同メディアはナーゲルスマンが指揮官としてさらなる成功を目指そうと飢えていること、確かな戦術、カリスマ性、限られた選手で結果を出す適応能力などを高く評価しており、ドルトムント復活へベストな指揮官と主張している。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.299 フリック・バルサ徹底分析

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:海外サッカー

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ