[CL]ジダンの“愛弟子”二人がバイエルンを手玉に レアルが3連覇にむけ前進[映像アリ]

貴重な逆転ゴールを挙げたアセンシオ photo/Getty Images

バイエルンはリードを守れず

25日にUEFAチャンピオンズリーグの準決勝(1stレグ)が行われ、バイエルン・ミュンヘンが本拠地でレアル・マドリードと対戦した。

序盤から互いにハイプレスを敢行し、相手のビルドアップを封じる展開に。バイエルンは8分にロッベンが負傷交代を余儀なくされたものの、J・ロドリゲスやT・アルカンタラのダブル司令塔が中盤でタメを作り、チャンスを演出する。

こうして迎えた28分、バイエルンのGKウルライヒが素早くゴールキックを始めると、右サイドでボールを受けたJ・ロドリゲスがキミッヒにパスを送る。ドリブルでボールを持ち運んだキミッヒが相手GKナバスの意表を突くシュートを放ち、先制点を挙げた。
リードを奪ったバイエルンであったが、ボアテングがドリブルでボールを持ち運んだ際に足を痛め、34分にピッチから退いてしまう。同クラブは自陣ゴール前で守備ブロックを敷いたものの、44分にマルセロにミドルシュートを放たれ、同点に追いつかれた。両チーム1点ずつを取り合い、前半を終える。

後半開始前、レアルのジダン監督はイスコに代え、アセンシオを投入。サイドの守備を立て直し、リベリの突破を食い止めにかかる。バイエルンの猛攻を凌いで迎えた57分、ラフィーニャのパスをカットしたアセンシオがバスケスとのパス交換を経て相手ゴール前にかけ上がると、ゴール右隅にシュートを突き刺し、価千金の逆転ゴールを挙げた。

その後もバイエルンにボールを保持されたレアルであったが、最終ラインのラモスをはじめとする守備陣が球際で体を張り、得点を与えない。また、カルバハルの負傷交代を受け、途中から右サイドバックに入ったバスケスがリベリの突破を阻み、バイエルンの攻撃を凌ぎきった。試合はこのまま終了。ジダン監督に重宝されてきたアセンシオとバスケスが大一番で存在感を示し、レアルが決勝進出に近づいた。一方のバイエルンは決勝進出にむけ、2ndレグで最低でも2点が必要となる。ロッベンの負傷は大きな痛手だが、ハインケス監督はどのようにチームを立て直すだろうか。

[メンバー]
バイエルン:ウルライヒ、キミッヒ、ボアテング(→ズーレ 34)、フンメルス、ラフィーニャ、J・マルティネス(→トリッソ 75)、ロッベン(→T・アルカンタラ 8)、ミュラー、J・ロドリゲス、リベリ、レヴァンドフスキ

レアル:ナバス、カルバハル(→ベンゼマ 67)、ヴァラン、ラモス、マルセロ、カゼミロ(→コバチッチ 83)、モドリッチ、クロース、イスコ(→アセンシオ 46)、バスケス、ロナウド

[スコア]
バイエルン 1-2 レアル

[得点者]
バイエルン:キミッヒ(28)

レアル:マルセロ(44)、アセンシオ(57)



参照元:Twitter


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