日本の決勝T進出の壁となるオランダ代表 米紙はWGの調子に左右されるとウィークポイントを指摘。付け込む隙はあるか

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オランダ代表のデパイ photo/Getty Images

グループFに入った

2026年6月に開催されるW杯。6日にはアメリカのワシントンで、グループステージの抽選会が行われた。

森保一監督率いる日本代表はグループFに入った。オランダ、チュニジアが現時点での確定枠で、残りの1チームはウクライナ、スウェーデン、アルバニア、ポーランドがプレイオフから本戦出場を目指す。

このグループ内でのFIFAランキングはオランダがトップで7位に、次に日本が18位で、チュニジアが40位となっている。

オランダのW杯での最高成績は南アフリカでの準優勝。その後のブラジル大会では3位に終わったが、続くロシア大会ではまさかの予選敗退となっている。直近のカタール大会は無事本戦出場を決め、ベスト8で姿を消した。

今大会の予選はポーランド、フィンランド、マルタ、リトアニアと同組となり、8試合で6勝2分。無敗でW杯出場を決めた。

指揮官はバルセロナでの監督経験があるロナルド・クーマン氏。直近のリトアニア戦では[4-3-3]を採用し、4-0で勝利している。

『The Athletic』では現時点でのオランダ代表を分析しており、ここ5年では最も強力な陣容だと評した。

しかし、攻撃は現在欧州を離れたメンフィス・デパイに少し依存気味とのこと。「WGの調子が悪い日は退屈なプレイになる」と弱点にも言及している。

リトアニア戦では左WGとして先発したコーディ・ガクポだが、所属クラブのリヴァプールではパフォーマンスの低下が指摘されている。

一方でそれよりも下のポジションには実力者が揃っている。MFにはタイアニ・ラインデルス、フレンキー・デ・ヨング、ライアン・グラフェンベルフのトリオがいて、CBはフィルジル・ファン・ダイクとマタイス・デ・リフトの2人。リトアニア戦ではベンチだったが、スピードのあるミッキー・ファン・デ・フェンもいるため、この守備を崩すのは困難を極めるだろう。

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