アーセナルまたもセットプレイからの一発で無失点勝利! 古巣対戦エゼがプレミア初ゴール

古巣相手に決勝点となるミドルシュートを突き刺したエゼ Photo/Getty Images

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難敵パレス退け首位固める

プレミアリーグ第9節、首位アーセナルはクリスタル・パレスをホームに迎えた。

ボールを握るアーセナルと、非保持からカウンターを狙うパレスという構図。パレスは最前線のマテタの強さ、キープ力を頼みに少ないチャンスをうかがう。

パレスの組織的な守備に手を焼くアーセナルは、なかなか決定的な形に持ち込むことができない。パレスはたびたび良いところでボールを奪って鋭いカウンターに移っており、保持率は圧倒的にアーセナルながらも、むしろペースを握るのはパレスといった試合運びを見せる。
ようやく33分に初めての枠内シュートを放つアーセナルだが、トロサールのニアへのシュートはヘンダーソンががっちりとキャッチしゴールを許さない。しかし39分、またしてもアーセナルはセットプレイから試合を動かす。中央寄りからのフリーキックをガブリエウが頭で落としたところを古巣対戦のエゼが蹴り込んで、アーセナルは先制点を手にした。

アーセナルは後半、負傷があった様子のサリバに代えてモスケラを投入する。

50分にはまたしてもセットプレイからビッグチャンスとなり、ガブリエウのヘディングがクロスバーを叩く。そのこぼれ球を拾ったトロサールのシュートは相手に当たりハンドかとも思われたが、主審がPKを指示することはなかった。

58分にはトロサールが背後をとって中央へ送り、サカにチャンスが訪れるが、グエイがギリギリで阻止。パレスは古巣対戦のエンケティアを投入し、流れを変えようと試みる。

アーセナルはサカを下げて、66分にマルティネッリを投入。セットプレイの際にガブリエウがゴールポストに股間を打ち付けるというアクシデントが起こるが、パレスに決定機を与えないまま堅実な試合運びで時間を使っていく。

ところが終盤にライスとカラフィオーリに問題が発生した様子で、アルテタ監督はメリーノ、さらにインカピエを投入して試合を締めにかかる。さらに87分にはルイス・スケリーも投入し、後ろを5枚に変えて逃げ切り体制へ。

グラスナー監督はレルマ、ウチェ、ソサと3枚を投入して同点を狙いにいくが、ゲームは動かず。アーセナルが接戦を制してまたも無失点勝利を挙げ、公式戦7連勝。リーグ首位を堅持した。


[スコア]
アーセナル 1-0 クリスタル・パレス

[得点者]
アーセナル
エベレチ・エゼ(39)




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