「ラミンは明らかに怪物だが……」 「バルサで試合を決めのは……」 ラウドルップが考えるバルセロナのキーマン

バルセロナ photo/Getty Images

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クラブのレジェンドが最大級の賛辞

今季最初のエル・クラシコが近づいている。首位攻防戦となるバルセロナとレアル・マドリードによる伝統の一戦について両チームで活躍したミカエル・ラウドルップ氏が試合の展望について現地メディア『AS』で語った。

バルセロナは21日にオリンピアコスと対戦したが、試合前のインタビューで敵将であるメンディリバル監督は「ラミン・ヤマルの調子が悪ければ、バルサの調子も悪い」とヤマルへの強い警戒感を示していたが、その意見について問われると、「ラミンは明らかに怪物でサッカーの歴史上あの年齢であれほどポテンシャルを持つ選手を見つけるのは難しいだろう」としつつも、「私にとってバルサのキープレーヤーはペドリだ」と答えた。

「彼が活躍できなければ、ボールの供給が減るラミンとハフィーニャ、そしてロベルト・レヴァンドフスキが相手を苦しめるパスを受ける機会が減るだろう。ペドリはゴールを決める選手ではないが、(ケガから復帰して以降)出場時間を増やしてきた。試合の流れを決めるのは彼だ」
加えて、インタビュアーから「ペドリが現在のポジションから10番のポジションに入ればあなた(ラウドルップ)のようになるだろうか?」という問いに対して、「彼の方が完成度は高い」とクラブのレジェンドは最大級の賛辞をペドリに送っている。

「確かに多くの人が彼を私と比較するが、彼の方が私よりも優れたミッドフィルダーで、より完成度が高いと思っている。素晴らしい個人能力と視野の広さに加え、これほど走れるワールドクラスの選手は簡単には見つからない」

昨年のクラシコはレアル・マドリードにケガ人が続出したこともあり、バルセロナの4勝0敗と明暗が分かれた結果となったが、今季は打って変わってバルセロナの方にケガ人が続出している。その中で不動の司令塔であるペドリは輝きを放てるのか注目が集まる。

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