セルティック時代のゴール量産モードはどこへ…… 10戦0ゴール0アシストの古橋に現地の評価が厳しくなり始めた「サポーターの信頼が失われつつある」

バーミンガムへ移籍した古橋 photo/Getty Images

チームは古橋の獲得に1000万ポンドを投じたが……

今夏にフランスのレンヌを離れ、イングランド2部に昇格したバーミンガム・シティに移籍したFW古橋亨梧。バーミンガムは獲得に1000万ポンドを投じており、これは今夏のバーミンガムでは最高額の補強だ。

しかしここまでリーグ戦10試合に出場し、0ゴール0アシスト。17日にはハル・シティ戦に途中出場したが、結果は残せなかった。

地元紙『Birmingham Mail』はそろそろ期待が失望に変わり始めていると取り上げる。セルティック時代の得点力を期待していたかもしれないが、今のところゴール量産の気配は感じない。

「セルティックでの古橋がピークだったのかもしれない。古橋はカラバオ杯1回戦のシェフィールド・ユナイテッド戦でゴールを決めたが、これが過去22試合で唯一のゴールだ。問題はシュートチャンス、決定機を逃すたびに、古橋に十分な余裕を与えてきたサポーターの信頼が失われつつあることだ。古橋を先発させよとの声は消えるだろう。単純に言えばストライカーはゴール数で評価されるものであり、どれだけ走ったか、どれだけチャンスメイクしたかで評価されるものではない」

「古橋がすぐ得点力を取り戻さなければ、このストライカーを応援してきた人たちはチーム最大の支出を他のポジションに投資できたのではと考え始めるだろう。レンヌでの実績がなかっただけに、セルティックでの活躍を理由に3年契約を結ぶのはリスクを伴うものだった。しかし今のところこの賭けは成功していない」

まずは途中出場からネットを揺らしていかなければ、スタメン定着とはならないだろう。この状態が続けば批判は避けられないが、ここから巻き返せるか。

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