直近2大会で好成績を残している韓国 今大会未勝利でGS敗退の危機に「プライドがめちゃくちゃになる」

GS敗退の危機が迫るU-20韓国代表 photo/Getty Images

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1人少ない相手に大苦戦

U-20ワールドカップのグループB第2節が現地時間29日に行われ、U-20韓国代表がU-20パラグアイ代表と対戦。試合はスコアレスドローに終わり、初戦を落とした韓国はこれで1分1敗という結果になった。

2019年大会準優勝、前回2023年大会ベスト4の韓国が崖っぷちに瀕している。この試合前半アディショナルタイムにパラグアイのMFエンソ・ゴンサレスがラフプレイで退場。韓国は1人多い数的優位の状況で試合を進めるも、1点が遠く0−0の引き分けに終わった。韓国は初戦のウクライナ戦を1−2で落としており、1分1敗で現在グループ最下位に沈んでいる。最終節はパナマと対戦するが、仮にパナマに勝利しても裏のウクライナとパラグアイが引き分けた場合、グループステージ敗退が決まってしまう。

早くも崖っぷちに追い込まれた韓国。自国メディアはこぞって酷評し『SPOTV NOW』は「10人のパラグアイ相手にも勝利できなかった……U-20韓国グループ最下位転落 今大会早期敗退の警告灯」と題し、「韓国はがまた息の詰まる攻撃力に足を引っ張られた。相手が一人退場されて数的優位を抱いても、結局ゴールネットを揺るがせないまま引き分けに終わった」と報道。また『Xports News』は「プライドがめちゃくちゃになる。韓国サッカーはこの大会で準優勝1回、4位2回(1983・2023年)、8強3回(1991・2009・2013年)などの好成績を収めた。特にイ・ガンインが主軸だった2019年ポーランド大会で準優勝、ペ・ジュンホ(ストーク・シティ)などと共にした2023年アルゼンチン大会も4強に進出した。代表チームはこの日前半ずっと1本のシュートも試みられなかった。好機も活かせず、相手が一人退場するも幾度となくチャンスを活かせなかった韓国は、結局堅固な守備のパラグアイを崩せなかった」と1人少ない相手に苦戦を強いられたことを嘆いていた。
もう後がない韓国。ここから逆転でGS突破となるか。

【B組】
パナマ 1-1 ウクライナ
韓国 0-0 パラグアイ

【順位表】
1位 パラグアイ(勝ち点4/得失点+1)
2位 ウクライナ(4/+1)
3位 パナマ(1/-1)
4位 韓国(1/-1)

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