昨季のブレイクからイングランド代表入りまで! レンタル移籍繰り返していたトッテナムDFが掴んだチャンス 「多くの選手にとって素晴らしい手本になる」

トッテナムのスペンス photo/Getty Images

トーマス・フランクも称賛

イングランド代表は29日、9月のワールドカップ欧州予選に臨むイングランド代表のメンバー24名を発表したが、ノッティンガム・フォレストのMFエリオット・アンダーソン共に初招集となったのが、トッテナムDFジェド・スペンスだ。

25歳のスペンスは2022年にトッテナムに加入した。しかし、その後レンヌ、リーズ、ジェノアとレンタル移籍を繰り返しており、トッテナムでなかなか出番を得られない日々を送っていた。

そんなスペンスの転機となったのが昨シーズンだ。主力選手に怪我人が続出し、特にディフェンスラインのコマ不足に悩まされていたアンジェ・ポステコグルー前監督はスペンスをSBで起用。シーズン後半はフル出場を飾ることも多く、不調なチームの中で希望の光になっていた。

そんなスペンスは昨シーズンのブレイクを経てついにイングランド代表入りを果たした。指揮官トーマス・フランクもスペンスの初招集を喜んでおり、「本当に嬉しい」と語った。また同指揮官はスパーズで初めて先発出場したのが昨年の12月だったスペンスの努力し続ける姿勢を称賛している。

「ジェドは多くの選手にとって素晴らしい手本になると思う。トッテナムだけでなく、他の場所でも、粘り強さがあれば何でも可能だ。サッカーでも人生でも、辛い時期を乗り越えられるからね。規律を守り、努力を続け、しっかりトレーニングし、自分の能力を信じ続け、たとえ雨が降っていても、決して諦めないことが大切だ。それは彼の大きな功績であり、素晴らしい手本だと思う。私たちはこうした物語に感謝し、喜ぶべきだと思うよ」(英『Evening Standard』より)

トッテナム入りを果たしてから決して順風満帆ではなかったスペンス。ポステコグルー前監督も以前、同選手について「どんなことがあっても動じない」と語り、困難な時期を経て身につけたスペンスのメンタリティを称賛していた。

出番恵まれぬ時でも腐らずに努力を続けたスペンスだったからこそ、回ってきたチャンスを掴み、飛躍できたと言えるだろう。今シーズンもここまで公式戦3試合すべてにスタメンフル出場しているスペンスだが、イングランド代表でもその地位を確立できるか、注目だ。

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