ギェケレシュが沈黙破る スポルティングとの契約巡る確執に「ほとんどは嘘」と発信

去就が不透明なギェケレシュ Photo/Getty Images

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騒動はまだ終わらない

ヴィクトル・ギェケレシュがついに沈黙を破った。マンチェスター・ユナイテッドへの移籍話が加熱する中、スポルティングとの“紳士協定”を巡る確執も深まるなかで、本人がInstagramを通じて初めて言及した。

「今は多くの話が出ているが、そのほとんどは事実ではない。話すべき時が来れば、私の口から語る」と、ストーリーを通じて投稿。ファンに向けて静かにメッセージを発信した。

スウェーデン代表ストライカーは、表向きの契約解除金は1億ユーロとされていたが、実際には「6000万ユーロ+ボーナス1000万ユーロで退団可能」との非公式な約束が存在していたと報じられている。
しかし、今夏の移籍を望むギェケレシュに対し、クラブ側は8000万ユーロ超を要求しているという。この姿勢に不満を抱いたギェケレシュは、Instagramのプロフィールから「Sporting」の表記を削除し、暗に抗議の意を示したとされる。

一方、クラブのフレデリコ・ヴァランダス会長はポルトガルメディアに対し「全額の解除金は求めないという合意はあったが、具体的な金額は決めていない」と説明。紳士協定に法的拘束力がないことを強調した。

ギェケレシュは今季公式戦52試合で54得点13アシストと圧巻の成績を残し、イングランドを中心に複数クラブが関心を寄せている。それでも、本人はな去就について明確な言及を避けており、この“移籍劇”がどのような結末を迎えるのかは、依然として不透明である。

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