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日本人最速世界王者・田中恒成が電撃引退 両目失明の危機「3ラウンド目で光が消えた…」無念の決断|theWORLD(ザ・ワールド)|世界のあらゆるスポーツを楽しもう!

日本人最速世界王者・田中恒成が電撃引退 両目失明の危機「3ラウンド目で光が消えた…」無念の決断

網膜剥離を患っていたことを明かした田中 photo/Getty Images

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世界最速の3階級制覇も達成した

日本人プロボクサー最速の5戦目で世界王者となった4階級制覇王者・田中恒成が引退を表明した。

田中は、岐阜・多治見市生まれの29歳。高校時代に国体2連覇など4冠を達成し、13年11月プロデビューを果たすと、そこから飛ぶ鳥を落とす勢い、わずか5戦目でWBO世界ミニマム級王座を獲得した。

16年12月には8戦目でWBO世界ライトフライ級、18年9月に12戦目でWBO世界フライ級王座獲得し、ワシル・ロマチェンコに並ぶ最速の3階級制覇を達成。そして24年2月にWBO世界スーパーフライ級王座を獲得し4階級制覇も成し遂げた。
突然の引退の理由は目の疾患だった。田中は近年は網膜剥離を抱えながら競技を続けていた。会見では「ケガが全ての原因。前回の試合前から両目の調子が悪く、試合前から両目の手術をすることを決めて試合に臨んだ。しかし、試合が始まってすぐ右目が見えなくなり、3ラウンド目には光が消えた」とかなり悪い状態だったことを明かした。

続けて「試合後、手術をし両目で焦点を合わせることができなくなった。次、試合をすれば失明する。リングへ上がる道がなくなり、引退を決めた」と説明した。「達成できなかった目標もあるので、悔しさはあるがあの時こうしておけば良かったなという思いは1つもない」とも語った。

目の状態について、日常生活を送る上では問題ないという。そして今後についてはまだ決めかねているが、田中は「ボクシングに関わっていきたい」と述べた。偉大な最速記録を打ち立てた田中の第二の人生がここからスタートする。

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