MLB 機械判定の来季導入に向けて検討開始 「各球団が非常に前向き」とコミッショナーは強調

賛否あるABS導入の意向を示したマンフレッド氏 photo/Getty Images

今季オープン戦では試験的に導入

MLBのロブ・マンフレッド・コミッショナーは日本時間5日、来季からストライクやボールを機械判定する「自動ストライク・ボール判定システム(ABS)」の導入を検討すると明かした。

今季オープン戦では、このシステムが一部の試合で導入され、投球の判定について異議がある場合、機械判定の結果と照らし合わせることが可能となった。同コミッショナーは導入について「各球団は非常に前向きだ」と語り、今後も積極的に話し合いが進められていくという。

一方、導入に否定的な意見もある。特にMLB屈指の投手マックス・シャーザーは、今季のオープン戦に登板した際に2度判定が覆り「これには少し疑問に思うところがある。ストライクがボールになり、ボールがストライクになることがあるのは分かっている。つまり、それで結局プラスマイナスゼロになるだけではないのか? それで本当に試合が良くなるのか? 審判はそんなに悪いのか? 私はそうは思わない。俺は、人間のプレイは人間が判断すべきだと思う」と語っていた。

果たしてこのまま順調に話し合いが進みABS導入実現なるのか、その動向に注目だ。

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