佐々木尽、日本人初のウェルター級世界王者へ 「勝てる自信しかない」と断言し、戴冠後にパッキャオとの対戦も熱望

21戦 19勝 (17KO) 1敗 1分の素晴らしい戦績を誇る佐々木 (写真:本人インスタグラムより)

運命の一戦まで約1カ月

恒例のボクシングイベント「すみだボクシング祭り2025」が17日、東京・墨田区のひがしんアリーナで行われ、WBO世界ウエルター級2位・佐々木尽とWBA世界スーパーライト級1位・平岡アンディがトークショーを行った。

佐々木は、日本人初となるウエルター級の世界王者となるべく、6月19日に大田区総合体育館でWBO王者ブライアン・ノーマン・ジュニアと対戦する。その重要な一戦について「今までで一番楽しみ。勝ったら本当に驚かれる。そういう試合ほど楽しめるタイプ」と語ると「勝てる自信しかない」とも言い切った。

また「日本の歴史を変えるために、人生懸けて生活している。絶対にベルトを獲って、日本の中量級を盛り上げる第一歩になれば」とプライドを覗かせると、戴冠後の展望として現役復帰の噂が立った世界6階級制覇のレジェンド、マニー・パッキャオ氏との対戦を希望した。

同氏は既にWBCウエルター級5位にランクインし、7月19日にWBC世界同級王者のマリオ・バリオスと対戦すると報じられている。佐々木はそのレジェンドに対して「自分はそんなに知名度がないので、世界に名を売るチャンス。パッキャオとできたら知名度が上がる。おいしい相手」と現役復帰を歓迎した。

運命のタイトルマッチまで残り約1カ月。日本人の初の快挙達成へ、今後の佐々木の活躍と飛躍に大きな期待がかかる。

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