最終節でCL出場権を逃したフライブルク 今季10G8Aの堂安律は移籍決断か

フライブルクの堂安律 photo/Getty Images

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5位フィニッシュ

17日(現地時間)、フライブルクはブンデスリーガ第34節でフランクフルトと対戦し、1-3で敗れた。

フライブルクは前節終了時点で4位、勝てば自力で来シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権が得られる状況で最終節フランクフルト戦を迎え、27分に堂安律がゴール前のこぼれ球を押し込み先制点をあげる。

しかし、その後攻勢に転じたフランクフルトに立て続けに得点機を作られると、前半アディショナルタイム4分にフランクフルトのアンスガー・クナウフにゴールを決められ失点。後半に入ってもフランクフルトの勢いは止まらず、61分にカウンターからラスムス・クリステンセン、さらにその直後の63分にフリーキックの流れからエリス・スキリにゴールを奪われ計3失点。この結果、フライブルクはホルシュタイン・キールに3-0で快勝したボルシア・ドルトムントに抜かれて5位に転落し、最終節でCL出場権を逃した。
欧州最高峰の大会への参加資格を得られなかったことで、今シーズン10ゴール8アシストを記録したフライブルクの牽引役である堂安がステップアップのために移籍を決断するのは確実と見られている。

しかし、堂安は試合後に現地メディアの取材に応じ、「将来のことについては勿論ずっと考えてきたけれど、まだ決めていない。今は一度頭を整理しないといけない。休暇の時に家族と話し合うつもりだし、その後でどうなるか見えてくると思う」と語り、現時点で去就について決断していないとした。また、同時にフライブルクに強い愛着を抱いていることも堂安は明かしている。

「一つのクラブからここ(フライブルク)と同じぐらいの愛情を注いでもらったことはない。町中の人々がみんな僕に対して本当に良くしてくれるし、こういう経験は今まで一度もなかった」(ドイツ紙『Bild』より)

移籍先としてフランクフルト、ドルトムントが有力視される中、果たして堂安はどのような決断を下すのだろうか。

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