今季もプレミアの判定にファン怒り爆発 物議のアーセナル決勝点に元PL主審「バユンドュルへの妨害を見逃した」

論争を呼んだ得点シーン Photo/Getty Images

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今季も改善せず

プレミアリーグ開幕節、マンチェスター・ユナイテッドはホームでアーセナルに0-1で敗れた。この試合で決勝点となったリッカルド・カラフィオーリのゴールを巡り、判定が大きな議論を呼んでいる。『Daily Mail』が報じている。

問題の場面は前半、アーセナル最初のCKから生まれた。デクラン・ライスのクロスに対し、飛び出したアルタイ・バユンドュルはウィリアム・サリバと接触して十分に対応できず、ボールはカラフィオーリの頭に渡ってネットを揺らした。ユナイテッド指揮官ルベン・アモリムも「ゴールキーパーへの接触が許されるなら、我々も同じことをすべきだ」と判定に不満を示した。

元プレミアリーグ主審のマーク・クラッテンバーグ氏は「サリバがバユンドュルを妨害していた」と発言し、得点は取り消されるべきだったと指摘している。
さらに同試合ではマテウス・クーニャへのPK見逃しも問題視されたが、今節は他会場でも物議を呼ぶ判定が続出した。リヴァプール対ボーンマス戦でのマルコス・セネシのハンドやチェルシー対クリスタル・パレス戦でのエベレチ・エゼのFK弾取り消しなどが議論の対象となり、SNS上では「すべて誤審だ」「一貫性がまったくない」といった批判が殺到している。

開幕節からレフェリングへの不信感が強まる中、ファンの不満は高まる一方だ。判定の不安定さはリーグ全体の信頼性を揺るがしかねないだけに、PGMOLが早急に改善へ動けるかどうかが問われている。シーズン序盤から波紋を呼ぶこの問題は、今後の試合にも影響を与えそうだ。

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