ホワイトでもA・アーノルドでもない カイル・ウォーカーが考えるプレミア最強右SBは?「彼はすべてを持ってる」

自らもプレミア最高の右SBの一人であるウォーカー photo/Getty Images

今季はケガに悩まされたジェイムズ

今夏のEURO2024では優勝候補に挙げられるイングランド代表。タレント豊富といわれる同代表のなかでも、ひときわポジション争いが激しいのが右サイドバックだ。先日発表された候補メンバーのなかではマンチェスター・シティのカイル・ウォーカー、ニューカッスルのキーラン・トリッピアーに加えてアストン・ヴィラのエズリ・コンサ、リヴァプールのジョー・ゴメスなど右SBをこなせる選手が複数おり、また代表ではMF起用となることが多いがリヴァプールのトレント・アレクサンダー・アーノルドもいる。

プレミアリーグは屈強な右SBの宝庫で、代表に参加しないアーセナルのベン・ホワイトもいる。おのおの個性もあり、誰がプレミア最高の右SBなのかはしばしば議論となるところ。自らもその候補となるシティのウォーカーは、BBCのポッドキャスト『You’ll Never Beat Kyle Walker』のなかで、最高の右SBにチェルシーのリース・ジェイムズを挙げている。

「リース・ジェイムズ。彼はすべてを持っている。すべてだ。もし完璧なサイドバックを作れるなら、彼のようになるだろう。守備、攻撃、技術、両足、デッドボールの状況、そして素早さ」
ウォーカーはジェイムズを絶賛している。負傷が重なり、昨年12月にはハムストリングの手術を受けることになったジェイムズは今季を満足にプレイできなかった。しかし、出場した試合では抜群の存在感を発揮しており、トッテナムに4-1、シティに4-4といったチェルシーの今季最高の試合に貢献している。ウォーカーも同じポジションの選手として、そのクオリティがわかるのだろう。

今季はケガに悩まされたジェイムズだったが、来季はその本領を発揮することができるか、期待したい。

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