オランダ代表引退のベテランFWが《エールディヴィジ得点ランク1位タイ》 EURO2024へ気になるセンターフォワード選び

PSVで大活躍のルーク・デ・ヨング photo/Getty Images

エールディヴィジで27ゴールを奪う大活躍

現在オランダ・エールディヴィジの得点ランキングは、27ゴールでAZのFWエヴァンゲロス・パヴリディスとPSVのFWルーク・デ・ヨングが並んでいる状況だ。

オランダ代表にとって気になるのは33歳のデ・ヨングだ。オランダ代表でもキャリアを積み重ねてきた選手だが、昨年3月に代表引退を表明している。

とはいえエールディヴィジでの活躍ぶりを見れば、今夏に迫るEURO2024でデ・ヨングに復帰してほしいと考えるファンは多いだろう。
オランダ『Voetbal Primeur』によると、デ・ヨングの兄であるシーム・デ・ヨングのところにも代表復帰を勧めてほしいとの意見は聞こえてきているようだ。しかし、無理強いすることなく弟の選択を尊重したいと語る。

「ルークに何ができるかは知っているが、今季彼が見せてくれたパフォーマンスは本当に素晴らしいよ。代表のことについても、時々彼と話をするんだ。私も少しだけはプッシュしているし、彼がEUROに出場できればとも思う。だが、もちろんそれは彼だけの問題ではない。そして、実際には私もそれに干渉したくない。ルークには選択の余地があるからね」

オランダ代表のセンターフォワードは層が薄い。経験豊富なメンディス・デパイ、ドルトムントFWドニエル・マレン、あるいはボローニャで売り出し中のジョシュア・ザークツィーも選択肢だが、ザークツィーはまだA代表デビューしていない。

ベテランのデ・ヨングがいれば心強く、高さのオプションも生まれる。最後まで何があるか分からないが、オランダのサッカーファンの思いは1つだろう。

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