リヴァプールが次期監督と基本合意と独メディア報道 2027年までの契約か

スポルティングCPを率いるアモリム監督 photo/Getty Images

リヴァプールの新たなサイクルが始まる

リヴァプールはスポルティングCPの監督ルベン・アモリムと基本合意に達したと言われている。ドイツ『Sky Sports』が伝えている。

現在39歳のアモリムはリヴァプールと少なくとも2027年までの契約を結ぶ意思があるとされており、移籍が実現する可能性は高い。しかし、現在の所属先であるスポルティングCPとの交渉はまだ合意されておらず、スポルティングCPとアモリムの契約は2026年まで残っていることに加えて、2500万ポンドの放出条項があると見られている。現実的には1700万ポンド付近まで移籍金は下がると言われており、リヴァプールは更なる引き下げを望んでいるという。

アモリムにはリヴァプールの他に多くのチームから獲得のために注目を集めており、バイエルン・ミュンヘン、チェルシーといったクラブも問い合わせを行っているという報道もあった。
アモリム率いるスポルティングCPは今季のポルトガル1部リーグで首位に立ち、現在29節を終えてライバルのベンフィカに勝ち点4の差をつけている。アモリムが就任して以来、スポルティングCPは就任一年目からリーグ優勝を果たし、その競争力を維持してきた。

リヴァプールとの契約が成立すれば、アモリムはユルゲン・クロップ監督の後任としてクラブを率いることになる。クロップはリヴァプールを初のプレミアリーグ優勝に導き、チャンピオンズリーグ、FAカップなど数々のタイトルで優勝に貢献、クラブの黄金期を築き上げた。今季もプレミアリーグでアーセナル、マンチェスター・シティと優勝争いを繰り広げており、欧州でもトップクラスの実力を誇っている。

アモリム就任後も、チームの主力の多くは残留すると見られており、アモリムはクロップのチームを引き継ぐ形となる。アモリムはこれまでクロップが築き上げたチームの強度をどれだけ維持できるか注目を集めることになるだろう。

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