キャリアハイを2倍近く更新する“80回”のチャンスメイク バルサの中盤でギュンドアンが魅せる全盛期の輝き

バルセロナでプレイするギュンドアン photo/Getty Images

今のバルセロナには欠かせない

2月に入ってからリーグ戦では負けがなく、チャンピオンズリーグでもナポリを撃破してベスト8入りを決めたバルセロナ。

チームでは16歳のFWラミン・ヤマル、17歳のDFパウ・クバルシなど若手の成長が注目されるが、全盛期と言ってもいい輝きを放つベテランの存在も見逃せない。

中盤で特別な輝きを放つのは、33歳を迎えているイルカイ・ギュンドアンだ。データサイト『WhoScored』によれば、ギュンドアンは年明けからすでに36回ものチャンスメイクを記録している。これはラ・リーガでプレイする選手の中では最多だ。
またシーズン全体で見ても、今季のギュンドアンはリーグ戦で実に80回ものチャンスメイクを記録していて、これはギュンドアンにとってキャリアハイの数字だ。

前所属のマンチェスター・シティでも良い働きを見せていたが、それでも昨季はプレミアリーグで37回、2021-22シーズンは38回、2020-21シーズンは42回に留まる。今季はその2倍のチャンスを演出していて、バルセロナの中盤に欠かせぬ存在となっている。

ライバルのレアル・マドリードではルカ・モドリッチ、トニ・クロースのベテランMFコンビの存在感が絶賛されてきたが、バルセロナ1年目から圧巻の働きを見せるギュンドアンも同様の評価を受けるべきだろう。

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