既にスカウトも派遣 プレミア勢がバイエルンMFムシアラ獲得への動きを本格化

バイエルンのジャマル・ムシアラ photo/Getty Images

ドイツサッカーの未来を担う逸材

20歳にして既にバイエルン・ミュンヘンで攻撃の主軸を担っているドイツ代表MFジャマル・ムシアラの動向に注目が集まっている。同選手とバイエルンとの契約は2026年6月末までとなっていて、バイエルンは早期の契約延長を望んでいるもののムシアラとはいまだ合意に至っていない。

イギリス紙『THE Sun』によると、契約延長交渉は既に昨年秋頃から開始されていて、推定年俸800万ユーロ(約13億円)というムシアラの給料は、この交渉の場でチーム最高となる2000万ユーロ(約32億円)以上まで増額する可能性があるという。

倍以上の給料を提示されていながらムシアラが契約延長にすんなり賛成しない理由は、イングランドの複数のクラブがムシアラに興味を示していることを同選手自身が知っているからだと同紙は分析している。
実際、ドイツ紙『Sport Bild』もチェルシーとマンチェスター・シティがムシアラ獲得に向けて動き出していると伝えている。7歳の時に両親とともにドイツからイングランドへ渡ったムシアラは、チェルシーの下部組織に約7年間在籍していた。このことから、チェルシーはバイエルンに移籍した後もムシアラの動向を追い続けているようだ。また、同紙によるとシティも2月10日(現地時間)に行われたブンデスリーガ第21節レヴァークーゼン対バイエルン戦にスカウトを派遣。ムシアラのパフォーマンスを詳細にチェックしていたという。

ムシアラは今季ここまで公式戦28試合に出場して9ゴール4アシストを記録。昨年夏にトッテナムから加入したイングランド代表FWハリー・ケインとともに、今のバイエルンには必要不可欠な選手と言えるが、果たしてバイエルンとムシアラの契約に関する協議はどのような結末を迎えるのだろうか。その行方を他のビッグクラブが注意深く観察している。

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