ハフェルツ獲得は失敗などではなかった リーグ10ゴール関与を達成、B・フェルナンデスやクルセフスキよりも上

シェフィールド・U戦で4点目をマークしたハフェルツ

シーズン序盤は批判された

アーセナルはプレミアリーグ第27節でシェフィールド・ユナイテッドと対戦、6-0と大勝を収めた。この試合、25分に4点目をマークしたのがカイ・ハフェルツだ。こぼれ球を拾ったハフェルツはそのままスルスルと持ち上がると、左足を一閃。ボールはGKの手が届かないコースで右隅に突き刺さった。また、6点目のベン・ホワイトのゴールをアシストしたのもハフェルツだ。

この試合では1G1Aを記録しており、データサイト『Whoscored.com』では両チーム最高評点の「9.3」を与えられた。74分にレアンドロ・トロサールが投入されてからはインサイドハーフとしてもプレイした。

今季はじめにチェルシーから獲得されたハフェルツだったが、シーズン序盤は馴染むことができず、パフォーマンスが批判を浴びた。絶好のチャンスでシュートを空振りしたりと固さがみられ、スタメンで使い続けるミケル・アルテタに懐疑的な目も向けられた。
しかし、ハフェルツは徐々にフィットしていった。この試合でリーグ戦7ゴール3アシストに達したハフェルツは、これで10ゴールに直接関与したことになる。ライバルチームのアタッカーの例を挙げると、マンチェスター・ユナイテッドのブルーノ・フェルナンデスが3ゴール6アシスト、リヴァプールのルイス・ディアスが6ゴール3アシスト、トッテナムのデヤン・クルセフスキが6ゴール2アシストと、いずれも数字でハフェルツに及ばない。ここにきてハフェルツに結果がついてきたことがわかる。

前線で高さを発揮することができ、90分走り続けるスタミナも持ち合わせたハフェルツ。その万能性も光っており、シーズン終盤に向けて今や欠かせない戦力だ。

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