「僕はまだワールドクラスとはいえない」 輝きを増すフォーデンが考える自分に足りないものとは

今季圧巻の成績を残すフォーデン photo/Getty Images

今季は16G10Aを記録

今夜、マンチェスター・ユナイテッドとのマンチェスター・ダービーを控えているマンチェスター・シティ。

今シーズンは攻撃陣の主力選手だったMFイルカイ・ギュンドアン、FWリヤド・マフレズが退団し、さらに開幕戦でMFケビン・デ・ブライネが負傷。FWアーリング・ハーランドも負傷離脱する期間があり、ベストメンバーが揃う試合は多くなかった。

そんななか、シティの攻撃を牽引した1人がFWフィル・フォーデンだ。今季はデ・ブライネ不在の間ピッチ中央での役割を担い、ここまで公式戦39試合で16ゴール10アシストをマークしている。デ・ブライネ復帰後、サイドでのプレイが増えても同選手の輝きは止まらず、今のシティの攻撃の中心選手となっている。
指揮官ペップ・グアルディオラは、前節のボーンマス戦の後に「今ではすでにフィルはワールドクラスのトッププレイヤーになっている」とコメントし、この試合の決勝ゴールを挙げた同選手を称賛したが、フォーデン自身はまだ自分がワールドクラスではないと語る。

「僕はまだワールドクラスとはいえない。そうなるポテンシャルはあると思うけど、監督からそう言ってもらえるのは僕にとって特別なことなんだ。それでも向上心を持ち続け、さらにいい選手になれるよう努力したい。大一番での試合、重要な場面で、それを一貫してやらなければならない」

「何年も続けること、それがワールドクラスの地位を獲得することだ。今シーズンを楽しんでいるし、現時点では調子が良いので、この調子を維持していきたい。時々それがカチッとハマることがあるんだ。もしかしたら今が僕にとってベストシーズンかもしれない。私は新しいポジションでもプレイしている。よりインサイド、よりミッドフィールドでのプレイ楽しんでいる」(英『Daily Mail』より)

フォーデンはここまで文句なしのシーズンを送っているが、本人は冷静であり、このパフォーマンスをビッグマッチで、そして何シーズンにも渡って維持する必要があると語った。

現在でも素晴らしいパフォーマンスを見せてはいるが、ここから約1カ月はシティにとって山場となる試合が続く。まずはユナイテッドとのダービーという大一番で、フォーデンはワールドクラスへの階段を登るべく、結果を残すことができるのか注目だ。

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