バイエルン・ミュンヘンのトゥヘル監督、試合後のインタビューにて「ハラキリ」と憤慨

バイエルンのトゥヘル監督 photo/Getty Images

苦しい立場が続くトゥヘル監督

バイエルン・ミュンヘンは、ドイツブンデスリーガ第24節で、日本代表FW堂安律が所属するSCフライブルク戦に臨み、2−2で引き分けた。これでリーグ首位のバイヤー・レヴァークーゼンが日曜のFCケルン戦で勝利すれば勝ち点10ポイント差に広がり、バイエルンは優勝争いから後退する厳しい状況に置かれることとなった。

バイエルンのトーマス・トゥヘル監督は試合終了後のインタビューにて、腹立ちまぎれに「最初の30分は特に良くなかった。劣勢に立たされ、後半は立て直したが、最終的には引き分けという残念な結果となった」と語った。

さらに「センターバックがサイドバックをオーバーランした局面は、全く意図したものではなかった。規律のないプレイをし、自分たちで状況を悪くさせる『ハラキリ』をするようなものだ」とセンセーショナルな言葉も使って憤慨した。
彼は、最後に改めて「私たちはこれまでトレーニングしてきていないこと、これまで話したことのないことを行った。まるで最初の30分は、85分で1-0で負けているかのようなプレイだった。結局、その30分がこの結果を招く仇となった」と語り、最初の30分間を予定通りにプレイできていれば、勝利できた試合だったと言いたげな発言でインタビューをしめた。

リーグ戦は残り10試合。首位のレヴァークーゼンは絶好調で無敗をキープしている。それだけにバイエルンとしては、もう1つも勝ち星を落とすことが許されない状況だ。

ちなみに堂安はこの試合、先発出場を果たし、後半32分まで77分間ピッチに立ち、チームの勝ち点1獲得に貢献した。

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