遠藤航の“ブロック”がオフサイド判定は厳しすぎる? 元プレミア審判は「遠藤のブロックは正当なものだった」

ファン・ダイクが競り勝ってネットを揺らしたが…… photo/Getty Images

VAR判定でリヴァプールのゴールは取り消しに

25日に行われたチェルシーVSリヴァプールのEFL杯・決勝は、延長までもつれる大熱戦となった。両チームとも90分の間にゴールを奪うことが出来なかったのだが、少しばかり議論を呼んだのが60分のプレイだ。

フリーキックを獲得したリヴァプールは、アンディ・ロバートソンが蹴ったボールにDFフィルジル・ファン・ダイクが頭で合わせてネットを揺らした。リヴァプールが先制に成功したと思われたが、VAR判定の結果、MF遠藤航がオフサイドポジションにいたとの判定でゴールが取り消された。

確かに遠藤はロバートソンが蹴る瞬間はオフサイドポジションに位置し、ロバートソンが蹴った瞬間にチェルシーDFリーヴァイ・コルウィルの動きをブロック。ブロックされたコルウィルは対応が遅れ、ファン・ダイクの前のスペースが空くことになった。
遠藤がボールに触れたわけではないが、コルウィルをブロックした動きが得点に関与したとの判定でゴールが取り消されることになったのだ。

この遠藤の動きについて、プレミアリーグでも審判を務めてきたマーク・クラッテンバーグ氏は正当な動きに見えたと語っている。あのプレイをオフサイドと判断するべきかは、意見が分かれるかもしれない。

「ファン・ダイクはチルウェルに背後から追いかけられる格好となっていたが、チルウェルが空中戦で負けたことでリヴァプールがネットを揺らした。遠藤によるコルウィルへのブロックは正当なものだったため、チェルシーの選手たちは審判に文句さえ言わなかった。しかし、VARは当初オフサイドポジションにいた遠藤のコルウィルを妨害したプレイがゴールに関与する重要なものだったと判断した。ただ個人的には、カップ戦決勝でゴールを認めない理由としては説得力に欠けると思ったね」(英『Daily Mail』より)。

遠藤の動きはデザインされたもので、オフサイドとの判定は厳しいと感じた人もいるかもしれない。最近はVARの導入で細部までチェックされるようになり、セットプレイ時にあえてオフサイドポジションから動き出すといったデザインプレイは難しくなりつつあるか。

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