“31年前の開幕カード”を制したのは横浜F・マリノス 開始早々に先制を許すも、エース、A・ロペスの土壇場PKと松原のスーパーゴールで劇的逆転勝利

横浜FMが開幕戦で逆転勝利(画像はイメージ) photo/Getty Images

国立競技場で開催

2月23日に開幕したJリーグ。開幕節の注目カードとなったのが、東京ヴェルディVS横浜F・マリノス。

1993年のJリーグ元年と同じ開幕カードとなったこの試合。開始2分にはPA内の外でマリノスGKポープ・ウィリアムがファールし、ヴェルディはFKを獲得。すると、このFKを新加入山田楓喜が直接叩き込み16年ぶりJ1に挑むヴェルディが先制ゴールを決めた。

コンパクトな守備ラインのヴェルディを相手にマリノスはなかなかシュートまで持っていくことができない。マリノスがボールを保持する時間が続き、左サイドを中心に攻め込むが、中をしっかりと固めるヴェルディ。すると、20分にビルドアップをカットしたヴェルディが最後はFW染野がドリブルで2人をかわし、シュートを放つもGKに阻まれる。
マリノスはカウンターでエウベルが抜け出し、最後は水沼にパスを送るも、これはオフサイド判定に。ボールは持たれる展開のヴェルディだが、先制ゴールの山田を中心に右サイドから決定機を作り出す。37分には右サイドで木村からのパスを受けた山田が再びシュートを放つも、これはポープ・ウィリアムがファインセーブ。

前半はボールを保持するのはマリノスだが、試合を支配するヴェルディが開始早々の1点を守り、リードして折り返す。

1点を追いかけるマリノスは後半も両サイドからヴェルディゴールに迫ろうとするが、ヴェルディの[4-4-2]の堅い守備を崩せない。すると、マリノスは55分にヤン・マテウスと宮市を投入し、2トップに配置を変更。ヴェルディも60分に山見、河村を投入し、サイドをフレッシュな人選に。

両サイドが活性化したマリノスは、右サイドの折り返しを渡辺がシュート。そのシュートに宮市が反応し、ネットを揺らすも、これはオフサイドに。メンバーチェンジで勢いを増すマリノスはヴェルディのゴールに迫る機会も多くなる。

マリノスは72分に天野とナム・テヒを、そしてヴェルディは山田を入れ、お互い膠着する展開を変えようと試みる。ヴェルディの集中した守備を前にマリノスは思うようにバイタルエリアに入っていけず、外回しの状況が後半も続く。すると80分、ヴェルディにカウンターのチャンス。染野のポストプレイから山見がドリブルで運び、最後はシュートを放つもこれは枠外に外れてしまう。

1点が遠かったマリノスだったが、86分に河村がハンドをしてしまい、PKを獲得。これをアンデルソン・ロペスが冷静に決め、同点に追いつく。逆転を目指すマリノスは、後半ATにヤン・マテウスのパスを受けた松原が左足を豪快に振り抜き、ゴラッソを決める。苦しい時間が続いたマリノスがついに逆転に成功。

終盤まで集中した守備を形成し、マリノスを苦しめたヴェルディだったが、数少ないチャンスを決められ、16年ぶりJ1の初陣は逆転負けとなった。一方でマリノスはACLをこなしながらの厳しい日程であったが、意地を見せる逆転勝利を飾った。

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