バーンリーに3発快勝、グラスナー・パレスの船出は順調に 「ようやく霧が晴れた」

バーンリー戦で初陣を飾ったグラスナー監督 photo/Getty Images

期待できそうだ

プレミアリーグ第26節、オリバー・グラスナー新監督体制となったクリスタル・パレスは、バーンリーを3-0と撃破。順調な船出を見せた。

試合は前半35分にバーンリーのジョッシュ・ブラウンヒルがレッドカードを受け退場することになり、グラスナーにとってはラッキーでもあった。後半に入りクリス・リチャーズ、ジョルダン・アイェウのゴール、そしてジャン・フィリップ・マテタのPKでしっかりと勝利を挙げ、シュート数16対1と内容でも圧倒した。

英『Daily Mail』は、「オーストリア人による統治をスタイリッシュにスタートさせ、圧倒的なパフォーマンスで報われた」と監督の采配とパレスのパフォーマンスを称賛。ここ数カ月間セルハースト・パークを覆っていた霧が晴れたように感じられたと報じている。
グラスナーは得意の3バックをベースに[3-4-2-1]の布陣を組んできた。緻密な守備を形成しながらも攻撃の鋭さを失わない3バックのスタイルは、確かにパレスに合っているかもしれない。エベレチ・エゼらが戻ってくれば、さらに攻撃のバリエーションも増すだろうが、慢性的なゴール不足に悩まされていたパレスにとって、まずは3-0という結果を喜ぶべきだろう。

試合後「ファンはとても騒々しくて、幸せだった。これが我々が望んでいることだ」と語ったグラスナー監督。ブンデスリーガ仕込みの戦術的サッカーがプレミアでどこまで通じるか、期待できそうだ。

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