ユーヴェの攻撃もシャットアウト ルカク、ジルー、ヴラホビッチら大型FWを完封する35歳のDFアチェルビの実力

インテルの最終ラインを統率するアチェルビ photo/Getty Images

インテルの守備を束ねる絶対的リーダー

危ないシーンがゼロだったというわけではないが、インテルは4日に行われたセリエA第23節で2位ユヴェントスの攻撃を見事にシャットアウトし、1-0の勝利を収めた。

このゲームでも最終ラインを統率したのが、ベテランDFフランチェスコ・アチェルビだ。

インテル加入から評価を上げ続ける35歳の仕事人は、ユヴェントスの最前線に構えるドゥシャン・ヴラホビッチ封じに奮闘。いくつか決定機もあったが、結果的にはユヴェントスの攻撃を封じてみせた。
伊『Gazzetta dello Sport』は、アチェルビがインテル加入より多くの大型ストライカーを抑え込んできたと称賛。獲得は大正解だったとの評価だ。

「インテルが欧州5大リーグで最高の守備力を誇っているとすれば、その功績の一端はラツィオからアチェルビを獲得したマロッタにもあるだろう。指揮官シモーネ・インザーギの明確な要請により獲得されたアチェルビは、すぐに先発の座を確保した。昨季より彼のパフォーマンスは見事で、彼の能力を疑っていた人たちにトップクラブで戦えることを示した」

「CLではレヴァンドフスキを抑え、他にもポルトのタレミ、ベンフィカ時代のゴンサロ・ラモス、ミランのジルー、マンチェスター・シティのハーランドも抑えられた。今季彼のパフォーマンスはさらに向上していて、ジルー、ルカク、スカマッカ、オシムヘン、インモービレ、そして今回はヴラホビッチも得点を記録できなかった」

インテルはここまでリーグ戦の失点数をリーグ最少の10点に抑えている。それにアチェルビの貢献は欠かせず、35歳を迎えているアチェルビは充実した時間を過ごしている。

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