シメオネがアトレティコで積み重ねた“CL100試合” 今季は攻撃力も爆発で優勝も狙えるか

アトレティコを指揮するシメオネ photo/Getty Images

今季のアトレティコは一味違う

28日にチャンピオンズリーグ・グループステージ第5節でフェイエノールトと対戦したアトレティコ・マドリード。3-1で勝利を収めたこのゲームは、指揮官ディエゴ・シメオネにとってCL通算100試合目だった。

それもシメオネはアトレティコ一筋でCL100試合を達成しており、データサイト『Opta』によれば、1つのクラブでCL通算100試合以上をこなした指揮官は元マンチェスター・ユナイテッドのアレックス・ファーガソン氏(190試合)、元アーセナル指揮官アーセン・ヴェンゲル氏(177試合)に続いて3人目だという。

CLで試合数を重ねるには、毎シーズンのように出場することが求められる。シメオネはその条件をクリアし続けており、今季もグループステージ通過を決めている。
それも今季のアトレティコは特別だ。ここまでグループステージ5試合を戦い、シメオネ率いるアトレティコは15ゴールを挙げている。これはマンチェスター・シティ、アーセナルと並んでトップタイの数字だ。アトレティコの場合はセルティック戦で6-0と大勝したことが大きく影響しているが、それでも攻撃力が高いことに変わりはない。

このグループステージで15ゴールという数字は、アトレティコとしては決勝に進出した2013-14シーズンに並ぶ数字だ。今季はまだ最終節を残しているため、当時の数字を超えることも可能だ。

今季のアトレティコはアントワーヌ・グリーズマン、アルバロ・モラタを中心に攻撃陣にも勢いがあり、もう守るだけのチームではない。決勝トーナメントでも面白い存在となるはずで、それこそ決勝進出を目指すことも不可能ではないだろう。

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