シュート20本打って0ゴール…… デンベレ不発でPSGは“ムバッペ依存状態”に

まだリーグ・アンでの得点がないデンベレ(右) photo/Getty Images

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チーム第3位のシュート数だが……

11日にリーグ・アン第12節でスタッド・ランスと対戦したパリ・サンジェルマンは、FWキリアン・ムバッペが圧巻のハットトリックを決めて3-0の勝利を収めた。これでムバッペの今季リーグ戦得点数は13ゴールとなり、早くも得点ランキングを独走している。

ムバッペのパフォーマンスは頼もしい限りだが、問題は他のアタッカーたちだ。ムバッペに次ぐチーム得点ランキング2位は攻撃的ライトバックのアクラフ・ハキミとなっており、3ゴールだ。ムバッペの13ゴールという数字だけが目立っており、ここまでは明らかにムバッペ依存状態だ。

仏『Foot365』が中でも不安視するのが未だ0ゴールのFWウスマン・デンベレだ。
今夏にバルセロナから加わったデンベレは指揮官ルイス・エンリケからも評価されており、加入した段階よりスタメン起用されてきた。リーグ戦だけで710分の出番を得ているのだが、それで0ゴールは厳しい。

デンベレの場合は、シュートそのものは打てている。ここまでリーグ戦でチームトップとなる55本のシュートを打っているのがムバッペ、それに次ぐチーム2位がハキミで24本、そして3位がデンベレで20本だ。

そのうち枠内に飛んだのは5本だけで、チームシュート数3位の選手が未だ0ゴールというのは問題か。国内リーグならまだしも、チャンピオンズリーグ制覇へムバッペ依存状態では厳しい。まだ2ゴールのFWゴンサロ・ラモス、ランダル・コロ・ムアニらとともにデンベレも数字を上げていかなければ欧州制覇の夢には届かないか。

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