ボヌッチの時代が終わり、ユーヴェの守備はどうなる ダニーロ、A・サンドロらにも迫る世代交代の時

ベテランのボヌッチは構想外に photo/Getty Images

守備のリーダーになっていくのは

ユヴェントスにとって今夏最初のニュースとなったのが、ベテランDFレオナルド・ボヌッチの戦力外だ。長くクラブを支えてきた名DFではあるが、36歳を迎えてパフォーマンスには衰えの色も見られた。いずれにしても世代交代が必要なタイミングだったのは間違いない。

では、今後誰がユヴェントスの最終ラインをリードしていくのか。近年のユヴェントスはセンターバック補強にも力を入れてきたが、マタイス・デ・リフト、クリスティアン・ロメロ、メリフ・デミラルら実力あるセンターバックたちはすでにクラブを去った。実力者を補強しながら、定着はしてこなかったのだ。

チームにはサイドバックもこなす万能DFダニーロ、アレックス・サンドロもいるが、両者とも32歳と若いわけではない。
伊『Gazzetta dello Sport』もユヴェントスのセンターバックがどう変わっていくか注目しているが、楽しみな存在としては今夏バレンシアから獲得した20歳のU-20ウルグアイ代表DFファクンド・ゴンザレスが挙げられる。まだ主力として計算するのは難しいかもしれないが、193cmのサイズを誇る若き大型CBを獲得できたのはポジティブだ。

さらにアカデミーでは、U-18オランダ代表でプレイする18歳のディーン・ハイセンにも同メディアは注目している。こちらも195cmとサイズがあり、近年のオランダサッカー界は優秀なセンターバックを多く輩出している。世代別代表のハイセンも未来のA代表候補と言えよう。

26歳と頼れる実力者であるブレーメル、29歳のダニエレ・ルガーニもいるが、果たしてユヴェントスの最終ラインはどう変わっていくか。

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