三笘との関係性はどうなる? 三笘と同じルートで成長してきたアタッカーが今季のプレミア・ブレイク候補に

ブライトンのアディングラ photo/Getty Images

同じ左サイドを主戦場とする有望株

三笘薫との関係性はどのようなものとなっていくだろうか。今季のブライトンには注目を集めている若手がいる。

ベルギーのロイヤル・ユニオン・サン・ジロワーズから戻ってきた21歳のコートジボワール代表FWシモン・アディングラだ。

アディングラは昨季ブライトンからサン・ジロワーズにレンタル移籍しており、ベルギー国内リーグで11ゴール9アシストと見事な成績を残した。サン・ジロワーズといえば三笘もプレイしていた場所で、アディングラは三笘とまったく同じルートを辿っている。
その注目度は高く、英『BBC』は『今季のプレミアでブレイクするかもしれない若手5選』にアディングラを含めている。

他には今夏のU-21欧州選手権を制したU-21イングランド代表のGKジェイムズ・トラフォード(バーンリー/20)、マンチェスター・ユナイテッドMFコビー・マイヌー(18)、アストン・ヴィラFWキャメロン・アーチャー(21)、マンチェスター・シティMFジェイムズ・マカティー(20)の名前が挙げられている。

アディングラのメインポジションは三笘と同じ左ウイングで、サン・ジロワーズでも左サイドを主戦場としていた。単純にサン・ジロワーズでの得点数を見るならば、アディングラは三笘のサン・ジロワーズ時代を上回る数字を残している。

現段階でさすがに三笘を追い越すのは厳しいだろうが、ブライトンにとっては貴重な攻撃ピースの1つとなるだろう。指揮官ロベルト・デ・ゼルビがどう育てるかも注目で、途中出場から出番を増やしていければ理想的だ。

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