オランダがすっかり“CB大国”へ 今夏は大型レフティーDFミッキー・ファン・デ・フェンが人気選手に

世代別オランダ代表でプレイしてきたファン・デ・フェン photo/Getty Images

最終ラインは2チーム作れるほどの勢い

オランダはいつからセンターバック大国になったのか。若き実力派センターバックが続々と出てくる。

今夏の市場で注目を集めているのは、ヴォルフスブルクに所属するDFミッキー・ファン・デ・フェン(22)だ。

現在ミッキー・ファン・デ・フェンにはトッテナムが関心を示していると言われており、ミッキー・ファン・デ・フェンは193cmのサイズを誇る大型のレフティーCBとして評価が高い。
2021年に加入したヴォルフスブルクでも主力を務め、U-21オランダ代表ではキャプテンマークも巻いてきた。

昨季はブンデスリーガで第5位となる24回のシュートブロック数を記録するなど、22歳の年齢を考えてもトッテナムのようなクラブが関心を示すのは自然な流れか。

サイズの割に空中戦の脆さがあると指摘されることもあるが、まだ22歳だ。ここから改善は可能だろう。

オランダのA代表ではフィルジル・ファン・ダイク、ネイサン・アケ、ルシャレル・ヘールトライダ、マタイス・デ・リフト、スフェン・ボットマン、アーセナル入りが近いとも言われるユリエン・ティンバーなど、とにかくセンターバックの候補者が多い。大型レフティーDFのミッキー・ファン・デ・フェンも未来のA代表候補だ。

最終ラインだけなら2チームほど作れそうな勢いで、タレント力だけを見れば今のオランダは世界で最も豪華なセンターバック集団と言ってもいいだろう。

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