「僕が行って解決すると伝えて」カゼミロが長年過ごしたレアルを離れユナイテッド移籍を決めた背景とは

31歳でプレミアにリーグに挑戦

昨季、長年過ごしたレアル・マドリードを退団しマンチェスター・ユナイテッドに移籍したカゼミロ。カラバオカップ優勝、FAカップ決勝進出、プレミアリーグでは3位フィニッシュを果たしCL出場圏獲得に貢献した。

加入してすぐにチームを支える重要なメンバーとなったカゼミロが、ブラジル誌『Placar』のインタビューでユナイテッド移籍を決めた当時の背景を語っている。

正式にユナイテッド加入が決まる前、カゼミロはユナイテッドがブレントフォードに0−4で大敗する試合を見た。その後カゼミロは自身の代理人にユナイテッドに伝えるよう、あるテキストメッセージを残したという。
「僕が行って解決すると伝えて」

さらにカゼミロはインタビューでレアル退団を決断した当時の様子を話した。

「最初家族にレアルを退団することを話した時、すぐに受け入れてくれたんだ。まだ意思が持てる年齢で、トップのビッグクラブを離れる最後のチャンスだったと思うよ」

「あと2、3年後だったら、レアルを離れる決断はしなかっただろう。リーグを変えるなんて野心も持たなかったよ。そしてそれが何よりプレミアリーグだからね」

31歳で長年過ごしたクラブ、リーグを離れプレミアリーグに飛び込む選択をとるのは難しい決断だっただろう。しかしユナイテッドにとっては、昨季素晴らしい結果を生んだ要因の1つはカゼミロの加入で間違いなかったのではないだろうか。

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