36歳で《セリエA26ゴール》奪って得点王 30代後半で全盛期迎えたクアリアレッラがサンプを去る

サンプドリアで活躍したクアリアレッラ photo/Getty Images

C・ロナウドを抑えての得点王

昨季は屈辱の1ゴールに終わってしまったが、サンプドリアでの時間は間違いなく全盛期と呼べるものだった。

昨季限りでサンプドリアを離れることになったのは、40歳のFWファビオ・クアリアレッラだ。

クアリアレッラはナポリやユヴェントスなどセリエAで長く活躍してきたストライカーだが、最大の輝きは2015年にサンプドリアへ移籍したところからだ。サンプドリアでは2006-07シーズンもプレイしていたが、その頃より成長した姿で戻ってきたのだ。
2017-18シーズンにリーグ戦で19ゴールと爆発すると、続く2018-19シーズンには26ゴールを挙げてセリエA得点王を獲得。このシーズンはユヴェントスにFWクリスティアーノ・ロナウドもいたが、ロナウドをも抑えての得点王だった(ロナウドは21ゴール)。

クアリアレッラは36歳でセリエA得点王を獲得したことになり、この2018-19シーズンがキャリア最大の輝きと言っていい。

サンプドリアは昨季セリエAで最下位に終わり、新シーズンからはセリエBでの戦いだ。クアリアレッラはその戦いには参戦せず、クラブを離れることになった。寂しい形での別れだが、サンプドリアのサポーターは2018-19シーズンのゴールラッシュを忘れないだろう。

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