クリステンセン、オバメヤン、今夏にはギュンドアンも バルサが当て続ける“フリー補強”

クリステンセンの獲得も大ヒット photo/Getty Images

近年はフリー補強が続いている

資金繰りの問題も影響しているのだろうが、近年のバルセロナで目立つのがフリー補強だ。

今夏にはMFイルカイ・ギュンドアン、DFイニゴ・マルティネスの獲得をまとめているが、どちらも移籍金の発生しないフリーでの加入となる。

2021年にはDFエリック・ガルシアがフリーでバルセロナに復帰し、FWメンフィス・デパイ、FWピエール・エメリク・オバメヤンもフリーでの獲得だった。
ガルシアはまだこれから成長してほしい選手だが、2021-22シーズンの冬に合流したオバメヤンは通算24試合で13ゴールを記録するなど、バルセロナできっちりと結果を出している。その後チェルシーへ放出されることにはなったが、オバメヤンのバルセロナ生活は成功と言っていいはずだ。

昨年はMFフランク・ケシエ、DFアンドレアス・クリステンセン、マルコス・アロンソ、エクトル・ベジェリンがフリーで加わっている。このうちクリステンセンは大ヒットで、ケシエも中盤でまずまずの活躍を披露した。

スペイン『MARCA』はフリー補強のヒットが続いている点を評価しており、今夏に加えたギュンドアンとマルティネスも即戦力として計算できる。

もちろんFWハフィーニャ(5800万ユーロ)、ロベルト・レヴァンドフスキ(4500万ユーロ)、DFジュール・クンデ(5000万ユーロ)など資金を投じた補強も展開しているが、フリー補強が当たっているのは事実だ。

ギュンドアンとマルティネスがどうチームを変えるのか楽しみで、2人の加入は大きなプラスだろう。

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