チェルシーの補強はバランスが悪すぎる? カンテ、コバチッチら退団でMF陣は手薄になっている

昨季はプレミア12位と苦戦したチェルシー photo/Getty Images

再びのトップ4へ陣容整えられるか

果たしてチェルシーの補強策は上手くいくのだろうか。ここまでライプツィヒからFWクリストファー・エンクンク、ビジャレアルからFWニコラス・ジャクソンを獲得しており、昨季チームを悩ませた得点力不足問題解決への一歩だ。

ただ、全体的なバランスはどうなのか。ここまで目立っているのは、補強よりも放出の方だ。

アーセナルにFWカイ・ハフェルツ、マンチェスター・シティにMFマテオ・コバチッチ、アル・ヒラルにDFカリドゥ・クリバリ、アル・アハリにGKエドゥアール・メンディ、ミランにMFルーベン・ロフタス・チーク、アル・イテハドにMFエンゴロ・カンテと、主要メンバーだった者たちの退団が続いている。
不安なのは中盤だ。コバチッチ、カンテの退団により、明らかに実力者が不足している。さらにMFメイソン・マウントの退団も近いとされる。

今冬ベンフィカから加えたエンソ・フェルナンデスはいるが、ピースが少ない。コナー・ギャラガー、若い19歳のカーニー・チュクウェメカ、ヴァスコ・ダ・ガマから獲得した19歳のブラジル人MFアンドレイ・サントスらをレギュラーで固定していくのは厳しいだろう。フェルナンデスの相棒に頼れる実力者が必要だ。

英『GIVE ME SPORT』も補強のバランスが悪く、全体的に選手層が薄くなっているのではとチェルシーの動きを心配している。

前線のラヒーム・スターリング、ミハイロ・ムドリク、ノニ・マドゥエケ、怪我からの復帰が待たれるアレハンドロ・ブロヤ、そして今夏に加えたエンクンクとジャクソンは未知数なところも多く、今冬に加えたムドリクとマドゥエケも本領を発揮できぬまま昨季を終えている。

まだまだ移籍市場はここからだが、チェルシーは再びトップ4を狙える陣容を整えられるか。積極補強は続いているものの、ややバランスを欠いた動きとも言えそうだ。

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