EURO2020決勝のPK失敗を乗り越えて 2年でサカはイングランド代表“最重要プレイヤー”となった

北マケドニア戦ではハットトリックを決めたサカ photo/Getty Images

アーセナルで大きく伸びた

2年前のEURO2020では期待の若手といった立ち位置だったが、今やFWブカヨ・サカはイングランド代表に欠かせないアタッカーとなった。

イングランドはEURO2020で決勝まで駒を進めたが、決勝ではイタリアにPK戦の末敗れている。そのPK戦で失敗してしまったのは、マーカス・ラッシュフォード、ジェイドン・サンチョ、サカの3人だ。この3人には厳しい批判もあり、サカも悔しい思いをしただろう。

あれから2年。サカは所属するアーセナルで攻撃陣をリードする存在となり、英『FourFourTwo』は現イングランド代表の最重要プレイヤーにサカを指名している。
前線ではハリー・ケインも重要プレイヤーではあるが、ケイン以外にもゴールゲッターが必要だ。サカはその役割をこなせる選手で、19日に行われたEURO2024予選の北マケドニア戦ではハットトリックを記録している。

前線のうち、センターフォワードと右のウイングはケインとサカで決まりだ。この2人を超える者は出てこないだろう。左はラッシュフォード、ジャック・グリーリッシュが争う構図となりそうで、どちらが出てきても強力だ。

EURO2020準優勝の悔しさを胸に、イングランドは優勝候補としてEURO2024へ挑む。

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